2017/12/14 (一社)宮城県建設業協会様が生産性向上ならびに工事成績対策講習会を開催

12月13日(水) (一社)宮城県建設業協会様が工事成績評点対策講習会を開催されました。

宮城県にある松島は、松島湾内外にある大小260余りの諸島で、天橋立(京都府)、宮島(広島県)とともに、日本三景の1つに数えられます。
松島は、松島丘陵の東端が海に達し山頂が島として残った多島海で、湾内の水深は10メートル以内となっています。
2011年3月11日に発生した東日本大震災と直後に襲来した大津波によって、島の文化財にも被害が発生しましたが、周辺自治体と比較して松島は軽微な被害で済みました。
津波は浅い海で速度が落ちて急激にエネルギーを失うのと、松島湾内に点在する島々が緩衝材となり、津波の勢いを弱めたとみられています。

講習会の冒頭、(一社)宮城県建設業協会 事業部 主任 千葉和成様より講習の案内がございました。


(一社)宮城県建設業協会
事業部 主任 千葉和成様

講習会は二部構成で行われました。
第一部では「施工管理業務の生産性向上と若手育成プログラムの事例」として、災害発生頻度の増加や高齢化の進展等、建設業界の現状の課題を取り上げ、ICT建設機械導入の事例、3次元設計データを使用した測量や出来形管理について実習を交えて解説させていただきました。

第二部では「竣工検査記録から解く高得点獲得工事の共通点と失敗事例について」として、工事成績評点の計算方法、逆算分析の実習を行いました。
次に高得点を獲得、表賞受賞を継続しているモデル企業が、竣工検査において質疑内容を詳細に記録した実際の資料から、検査員の指摘事項の共通点や失敗事例等を紹介、竣工書類作成や応対のポイントについてご覧いただきました。

今回の講師は、ワイズ公共データシステム(株) 取締役 荻原隆仁が担当させていただきました。


ワイズ公共データシステム(株)
取締役 荻原隆仁

長時間の講習となりましたが、ご参加された皆さんにおかれましては多くの実習にも取り組んでいただき、最後まで熱心にご聴講いただきました。

講習の中で紹介させていただきました「電子小黒板 PhotoManager(フォトマネージャ)」は、スマホやタブレットで撮影した写真に黒板を埋め込み・黒板編集をすることができ、今年1月31日に国交省大臣官房技術調査課より発出された「デジタル工事写真の小黒板情報電子化について」に準拠し、写真の改ざん検知にも対応したアプリです。
工事写真管理システム「PhotoManager(フォトマネージャ)」とも連携し、該当工種への自動振り分け等、工事写真の管理をより効率的に行うことができます。
お持ちのAndroid端末やiPhone、iPad、iPod touchでご利用いただくことができ、無料でダウンロードができますので、是非ご利用ください。

(一社)宮城県建設業協会の皆様、この度は(株)ワイズをお招きいただきありがとうございました。
今後もワイズグループへのご指導を賜りますようよろしくお願いいたします。


会場:宮城県建設産業会館

(記事中の所属・役職等については研修日時点の情報にて記載しています)

※ワイズ公共データシステム・ワイズでは、建設業関連の勉強会のお手伝いを全国で実施しております。
ご興味をお持ちの方はお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ先 : mail:info@wise-pds.jp 、TEL:026-232-1145 (担当:山浦)

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